製品の外観検査を画像認識AIで自動化。
ラインへの適用検討から構築、改善までトータルにサポート。
当社が独自に開発した画像認識AIを活用して、精密加工品や液体製品などの外観検査の自動化を実現します。これまでのFAソリューションでは対応が難しい、目視で行っていた精密な検査を自動化。特に液体製品の外観検査の自動化は我が国でもまだ導入事例が少なく、注目を集める先進技術です。製品や生産ラインへの適応の検討、AIモデルの構築・検証、ラインへの導入、運用後の改善まで、トータルなサポートを提供しています。
特 長
精密な加工品の 外観検査を自動化
加工品のキズ、ヤケ、ヒケなどの表面状態の良否判定を実施する自動検査システムを実現。独自の画像認識AIを駆使し、お客様の製品や生産ラインに合わせて高精度な検査システムを構築します。樹脂や金属など多様な精密部品・製品への応用が可能です。
これまで不可能だった 液体の検査にも対応
液体中に含まれる不純物を検出する検査を画像認識AIによって自動化。これまで人による目視判断で行っていた検査プロセスを革新し、品質の向上に加えて、省人化やコスト削減を実現します。デジタル化によって外観検査の標準化も図れます。工業製品から医薬品、飲料など多様な領域での利用が可能です。
事 例
電子部品メーカー/A社様
精密部品の表面状態の良否を瞬時に判定
A社様では、これまで樹脂精密部品の検査を、熟練作業員の目視による判断で実施していました。このプロセスを当社のAI画像認識サービスによって自動化。部品の表面状態を画像カメラで撮影してAIで良否を判定、さらに不良品を選別する検査ラインを構築しています。
製造/B社様
液体の不純物検出を高精度で実現
B社様では、従来までのFAソリューションで対応できなかった液体製品の外観検査の自動化を実現しました。液体製品のボトルを揺動させ、その状態をカメラで連射撮影。沈殿物や異物の有無をAIによって判定するシステムです。当社では、このようなメカニカルなユニットも含めたトータルな提案・構築を実施しました。
お客様の声
デジタル化で作業員の高齢化という課題も解決
これまで人の目に頼っていた検査工程を自動化し省人化が図れました。属人化していたノウハウをデジタル化することによって検査基準などを標準化でき、作業員の高齢化に伴う技術の承継といった課題にも対応できています。
サプライチェーン全体のコスト削減に貢献
人力で行っていた検査を自動化することにより製品の品質が向上しました。工場出荷時の品質が改善されたことよって、出荷後の返品なども減少し、サプライチェーン全体でのコスト削減にも貢献しています。